自分は、東電も原子力委員会もその問題点は最初から分かっていたと考えます。
海水を注入する事により、原子炉は再使用が困難になるから現場も最初はなかなか
海水注入に踏み切れなかったのではないかと思いますが、そのため後で報道から
決断が遅い、発表が矮小化されていると非難されたのは記憶に新しいです。
当時は「なんでもいいからなにかしないと」周りから許されない情勢だったと思います。
そのことを、政府=原子力委員会と東電が旨く説明できなかったことが問題をややこしく
しています。
NYタイムズの記事は、このあたりの地元の住民の被災状況や事情を斟酌しない一定
の専門家の意見を述べているだけかと思います。
時々刻々変化する事態に対応しなければならない当局=行政+事業者がどう対応すれば
最善だったか・・・は後の科学者や歴史学者にでもお任せするとして、当面現在の不安定
さを一刻も早く収束させ、今後の復興に着手して欲しいと念ずるものです。
最後に、なくなられた方には深く哀悼の意を表し、被災された方には深くお見舞いを
申し上げます。希望を捨てないで欲しいと願うばかりです。
- 回答者:とにかくこれ以上にならないように (質問から3時間後)
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