あまりいい加減な回答は控えた方が宜しいかと…。
大和生命の破綻はある意味当然の結果です。多額の資金をHFのように運営することは生保の特性上あってはならないことです。あの社長は市場の所為にしていますが、ハイリスクハイリターンの運用をしておいて自分の無能を棚上げするとは無責任過ぎます。この件に関して問題があるとすれば大和生命の実態を知りながら放置していた金融庁の対応だと思います。ソルベンシーマージン比率26%は信じられないですからね。
経済界への影響というならニューシティ・レジデンス投資法人の破綻の方がはるかに大きいでしょう。大和生命のように淘汰されるべきものを消滅させるのは当然ですが、そうでないものには手を差し延べるのも政府の責任です。リートの連鎖破綻は何としても防がねばなりませんが、日本政府は未だ対岸の火事という認識しかないようです。この政府の姿勢こそが日本経済に更なる大打撃を与えるのではないかと危惧しています。